我が家は、建築条件付き土地で家を建てました。
新築戸建を検討していて、SUUMOやHOME’Sで土地を見ていると、建築条件付き土地と書かれているのを目にすると思います。
実際に、建築条件付き土地で家を建ててみた感想をご紹介したいと思いますので、
- 建築条件付き土地ってどうなの?
- 検討している土地が建築条件付き土地だけど大丈夫かな?
といった悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです!!!
建築条件付き土地とは?
そもそも建築条件付き土地とは何でしょうか。
SUUMOのホームページの記載を引用します。
建築条件付き土地とは、文字どおり「条件」のある土地のことを指します。その条件とは、簡単にいうと「ここに家を建てる場合、決められた施工会社に依頼して家を建てる契約を結ぶこと」。これが土地の購入条件になります。
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ikkodate/ik_knowhow/kenchikujoken_tsuki_tochi/
私たちの場合は、土地の売主が不動産業者で、施工会社(工務店)もその不動産業者の子会社でした。
全てがそうではないかもしれませんが、このパターンが多いと思います。
なるほど〜。
「同じ系列の施工会社(工務店)で家を建てろよ〜。」ということか。
なぜ建築条件付き土地を選んだのか。
結論から言うと、好き好んで選んだわけではありません!笑
かっこいい注文住宅を建てたかったのが本音ですが、
- 希望のエリアで注文住宅を建てるのが予算的に厳しかった
- 土地の立地が最高だった
- 施工会社のセンスがよく、かっこいい家ができそうだと思えた
ことから、建築条件付き土地ではありましたが、購入を決意しました。
建築条件付き土地購入から家の引渡しまでの流れ
建築条件付き土地を購入してから家の引渡しまでの流れをご紹介します。
イメージを掴んでいただけたら幸いです。
①仲介業者から土地の紹介
仲介業者から「こんな物件があります。」と連絡をもらい、土地を見に行きました。
良い立地だったので、購入の方向に。
②施工会社(売主の不動産会社の子会社)で、建物のプレゼンを受ける
施工会社に赴き、建物の大まかな間取りと仕様についてプレゼンを受けました。
設備もミドルクラスのものが標準で、「ありだな〜。」と思いました。
③土地売買契約と建物の請負契約を契約
仲介業者の店舗で契約です。
土地売買契約と建物の請負契約が近いタイミングでの契約となりました。
④施工会社と間取りや仕様の打ち合わせ
施工会社の建築士の方との対面での打ち合わせが7回程度。
その他、電話やメールでも丁寧に相談に乗ってくれました。
⑤着工
いよいよ家の工事が始まります。
現場監督の方も丁寧な対応で、定期的に建設中の家を見学させてくれました。
細かい点についても、確認しながら進めていきました。
⑥家の引渡し
引渡し!
わーいわーい!
まとめ(建築条件付き土地はアリなのか?)
私たちの場合は、指定の施工会社がセンスも良く、対応も丁寧だったので満足しています。
ですが、建築条件付き土地はハイリスクハイリターンなので慎重に検討してほしいというのが本音です。
メリット・デメリットを改めて整理してみますので、皆さんの判断の参考になれば幸いです。
建築条件付き土地のメリット
・「建築条件なし」より安いことが多い。
我が家の場合は建物の坪単価が50万円台でした。
ローコストメーカーと言われるタ○ホームの坪単価が40〜60万円と言われていますが、
我が家の設備の使用もミドルクラスのもので、手前味噌ながら安っぽい家にはなっていません。
建築条件付き土地は、コスパ良く家が建てられる可能性があることがメリットと言えると思います。
建築条件付き土地のデメリット
・施工会社が「ハズレ」だと辛い。
建築条件付きの土地の最大のデメリットはこれだと思います。
対応の悪い施工会社はもちろんのこと、対応が丁寧でも自分のセンスと合わなかったりすると、残念ですよね。
・余裕を持って検討できない。
建築条件付き土地の場合、土地と建物を近いタイミングで契約することになります。
建築条件なしの場合だと、
土地を買ってから、ゆっくり施工会社決めるか〜。
ということができますが、建築条件付き土地の場合は早い判断が必要になります。
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