ロボット掃除機は神の様な存在だが、、、
我が家にはロボット掃除機がある。
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ロボット掃除機は、めんどくさがりな人間にとっては神の様な存在だ。
ただ、ロボット掃除機様に掃除をしていただくには、床にあるものを片付けないといけないのが玉に瑕(きず)だ。
誤って巻き込んでしまったり、掃除の動線の妨げにならないように、せっせとお膳立てをするのだ。
ただ、真のめんどくさがりは、このお膳立てすらめんどくさい。
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ロボット掃除機を起動させるために
自分も例に漏れず、ロボット掃除機にほこりが被っていた。
しかし、これはいけないと一念発起。
ロボット掃除機をタイマーで自動的に起動させるという荒療治に打って出た。
早朝に起動するようにタイマー設定してしまうのだ。
解除方法は妻だけが知っているから、私は、夜のうちにお膳立てを済ますほかない。
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床に散らかったものを片付けなければ、ロボット掃除機が巻き込んでしまうし、
椅子をテーブルに上げなければ、ロボット掃除機がガシガシとお気に入りの椅子の脚を傷つけるかもしれない。
どっちがロボットか。
今宵、いつものようにお膳立てをして、ふと思った。
どっちがロボットか。
まるで自分の方が、お膳立てをするようにプログラムされたロボットではないか。
ロボット掃除機を使っているようで、ロボット掃除機に使われている自分。
これは、現代社会の縮図かもしれない。
スマホに支配されている人間は少なくないだろう。
インスタグラムで必要のない見栄を張り合い、己が何を食べるかもスマホで評価を調べないと判断できない、YouTube中毒、、、
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知らず知らずのうちに、機械に使われる「ロボット」になってしまっていないだろうか。
そういうときは、のんびりコーヒーでも淹れて、人間らしさを取り戻そう。
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