多くのサラリーマンがセミリタイアを夢見ている。
もっと寝たいのに起きざるを得ない朝、満員の通勤電車で人生が擦り減っていくと感じるとき、仕事のことを思い出して眠れない夜、月曜日の足音が聞こえてくる日曜日の夕方、、、
「嗚呼、サラリーマン辞めたい。セミリタイアしたい。」
今日もどこかで、そう思うサラリーマンがいることだろう。
あなたも、そんな気持ちとともにこの記事を開いたのかもしれない。
でも、落ち込まないでほしい。
サラリーマンには、セミリタイアへの道のりを有利にする特権とも言えるメリットがある。
そう聞くと、今のサラリーマン生活もなんとか頑張ろうと思えないだろうか?
この記事を読んで、悩めるサラリーマンに一筋の光明が差せば幸いだ。
セミリタイアへの道のりを有利にするサラリーマンの特権3つ
①住宅ローン金利が低くなる
サラリーマンは個人事業主の方と比べて住宅ローンの金利が低くなる可能性が高い。
これは、私たちの様に「家持ちセミリタイア」を目指す人にとっては、大きな強みだ
ご存知の方も多いだろうが、住宅ローンの金利は借りる人の属性によって変わる。
簡単に言えば、大企業のサラリーマンのように「安定」していて、銀行にとって「リスクの低い」人は、その分金利も低なるということだ。
サラリーマン時代に、契約した金利は、後に個人事業主になったからといって上がることはない。「家持ちセミリタイア」を目指すなら、個人事業主になる前の、サラリーマン時代にローン契約をした方がお得だ。
私たちも、夫婦でペアローンを組んでいるが、年利0.44%という極めて低い金利だ。
この低金利は夫婦ともにサラリーマンだからこそだ。
②育児休業を活用できる
育児休業は個人事業主にはないサラリーマンの最大の特権だろう。過去の記事(男性が1年間の育休を取るべき4つの理由)でも解説しているが、育児休業は育児休業給付金をもらいながら、育児に専念できる神制度だ。
夫婦揃って長期の育児休業を取得することができれば、相当の時間的ゆとりができる。
もちろん、本来の目的である育児を疎かにすることはあってはならないが、空いた時間を活用して、セミリタイア後に向けて事業の準備をしたり、独立に向けての資格勉強をすることもできるだろう。
③事業が失敗したときのセーフティネットになる
サラリーマンは、何と言っても定期的に一定の収入が入ってくる点が強みであり、事業を立ち上げるうえでのセーフティネットになる。
サラリーマンとして働きながら、副業というかたちで事業を始めれば、失敗したとしても、生活に困ることはない。また、共働きだったら、「事業が軌道に乗るまでは、片方はサラリーマンを続ける。」という作戦を取るなど、リスクヘッジが可能な点がサラリーマンの大きなメリットだ。
まとめ
セミリタイアへの道のりを有利にするサラリーマンの特権3つを紹介してきた。
- 住宅ローン金利が低くなる
- 育児休業を活用できる
- 事業が失敗したときのセーフティネットになる
現状に絶望する、悩めるサラリーマンとして生きるのは今日で終わりだ。
「サラリーマンとして使われる」のではなく、「サラリーマンとしての特権を使い倒す」くらいの気持ちでいようではないか。
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